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シドゥメン村クボン地区へ アラックを買いに

 バリ島を訪れた際、様々なインドネシア料理やバリ料理と一緒に、アラック(Arak)というお酒を試された方も多いのではないでしょうか。アラックは、椰子の花からとった水分を発酵させてつくった「トゥアック(Tuak)」という発酵酒をさらに蒸留したお酒で、蒸留の具合にもよりますが、アルコール度40から45度くらいの独特の香りのあるお酒です。

 口当たりが甘く、飲みやすいお酒ですが、バリの若い人は、コーラやスプライト、ファンタなどで割って、さらに甘くして飲むのが好きなようです。バーやレストランでは、蜂蜜を加えたカクテルなどがよく飲まれています。飲みやすいからといって、安心して飲みすすめると、気がついたときには立ち上がれなくなっている、という侮れないお酒でもあります。

 バリ島のあちらこちらでも、アラックは作られているようですが、ことに有名なのはカランガッサム産のもので、シドゥメン村でも昔ながらの方法でアラックが作られています。昔は、どこのお宅でも自家製トゥアックを作っていたそうで、主人も子供の頃、父親と一緒にアビアン(家から少し離れたところにある里庭)の椰子の木からトゥアックを作っていたそうですが、椰子の木の数が減り、お酒用の椰子の木を確保するのが難しくなったために、今はやめています。

 バリ島では、冠婚葬祭などで集う機会に、アラックやトゥアックが祝い酒として振舞われるだけでなく、日頃の祭礼や儀式の時にも欠かせません。日常生活の中でも、農作業の後に一杯、友達が遊びに来たから一杯、おいしい肴が手に入ったから一杯、闘鶏に勝ったから一杯、というわけで、バリ島の生活の中で、もっとも良く目にすることの出来るお酒です。

 この日は、美味しい自家製アラックで有名な、シドゥメン村のクボン(Kebon)地区の親戚の家に、アラックを買いに行きました。
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 こちら年季の入った蒸留装置です。自家製のアラックは、今でも薪を使って蒸留が行われています。
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 椰子の発酵酒であるトゥアックを集めた桶を覗いてみると、さらにぶくぶくと発酵が進んでいます。あラックの味と香りの決め手となる、クタッという木の皮や、椰子殻なども入っています。

 蒸留を始めて、最初に出てくるアラックは、香りが素晴らしく、味も芳醇。大抵は、それぞれの家で契約している、酒の卸し商さんに、すぐに引き取られてしまいます。その後、2番、3番蒸留のアラックと混ぜて、価格を下げて販売されたり、さらに危険なアルコール類と混ぜて販売されてしまうこともあり、小さなワルンで安価なアラックを購入する時は、細心の注意が必要です。

 生産地購入の醍醐味は、品質と生産者を確かめることが出来ること。味見をしっかりして、くんくんとたっぷり香りを嗅いで確かめた後、親戚の伯父さんの自慢の、一番蒸留のアラックをわけてもらいます。
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 一番蒸留のアラックのほとんどは、生産量が少なく、やや高価なため、バリアンと呼ばれる伝統治療師が作る、生薬などを漬け込んだ薬のために利用されることが多く、嗜好品のお酒としては、地元でもあまり出回りません。
 機会があったら、シドゥメン村で、ぜひ一番蒸留のアラックを体験してみて下さいね。


シドゥメン村他の地区のアラック
シドゥメン村のアラック

田舎料理を体験しながらアラックをチチピ(Cicipi 味見)してみよう
4.バビグリン&ラワール、サテ作り 伝統料理とムギブン体験の記事、下部のミニ体験をご参考ください。

アラックを探しに行ってみよう
シドゥメン村より出発 トランスポート、車のチャーター
「シドゥメン村 食べる」のカテゴリー 目次のページ

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by songket_bali | 2010-08-22 14:43 | シドゥメン村 食べる | Trackback | Comments(0)

バレもお清め ムルカット(Melukat)

 バレ(Bale)の出来上がりが近づいてきました。塗装や仕上げの行程が残っていますが、今日はライナン(Rainan 祭日)、カジャン・クリウォンの日でもありますので、バレのムルカット(Melukat お清め)をしてしまおう、ということになりました。

 バリ島では、家などの建物が出来上がって、使い始める前に、ムラスパス(Melaspas)と呼ばれる儀式をします。我が家のバレは、誰かが中に住むわけでもないし、バレで寝る人がいるわけでもなく、小さな建物なので小さな儀式でよいでしょう、ということで、ムルカットの儀式になりましたが、ムラスパスもムルカットも、どちらも出来上がった建物を清める、というための儀式です。
 また、人間に対するお清めの儀式もムルカットと呼ばれます。人間のお清めは、ムラスパスとは呼びません。ムラスパスという言葉は、建物にのみ使われます。
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 こちらは、本日のバレのムルカットのために準備された供物です。ムルカットのためには、4つの供物とブウ(Buu)と呼ばれる、供物を祈りと共に扇ぐもの、を作ります。
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 まず一つ目は、サユッ・スダマラ(Sayut Sudamara)と呼ばれる供物です。特徴は、スダマラ(Sudamara)という植物の葉が添えてあるところ。お吸い物の吸い口のような葉っぱです。
 こちらのサユッ(Sayut 供物)の役目は、何ものをもニュートラルに戻すこと。例えば、建物の建材や建築に関わった職人、建てている間にも、なにか不浄なことがあったかも知れません。それらの穢れを、一旦何もない状態に戻す、という役目を持った供物です。
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 次の供物は、サユッ・サプラロー(Sayut Sapulara)というものです。サユッは供物という意味、サプラローは、サプ(Sapu 掃く)という言葉と、ラローまたはララー(Lara 不幸、不運、障害)から出来ていて、不幸を掃き出す、障害を除く、といったニュアンスです。
 若い椰子の葉で三角形に作られたタンケー・サプラロー(Tankih Sapulara)に、パンダン(pandan)の葉やリディ(Lidi 椰子の葉の茎)の先端を摘んだもの、パダン・ルパス(padang Lepas)という芝に似た草の葉、椰子殻の繊維部分で作ったサテなどが入っています。
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 3つ目はサユッ・プングニン(Sayut Pengening)。プングニンという言葉は、何もない状態、仏教で無や空といったときと同様の、ヘニン(Hening 無、空)、ブニン(Bening 透明、透けた)という言葉が元になっています。
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 最後は、バリ語の尊敬語で食べ物を意味する、アユナン(Ayunan)と呼ばれる供物です。
 サユッ・スダマラにより、ニュートラルな状態になった建物は、サユッ・サプラローによって、全ての悪いこと、障害を取り除かれます。サユッ・プングニンにより、さらに清浄な無の状態に保たれた後、改めて、アユナンとして神への捧げもの(食べ物)が供えられる、というわけです。
 
 そして儀式の時に、それぞれの供物にお香をともして聖水で清めた後、お香の煙を扇ぐようにして、供物の形を通してあらわされた祈りを届けるのが、このブウ(Buu)と呼ばれるものです。
 もっと大きな儀式の時には、リス・グデ(Lis Gede)と呼ばれる、両手で持ちきれないくらいの大きさのものを使いますが、今回のムルカットなどの場合は、儀式の大きさに合わせて、リス(Lis)の一部分から成り立っている、ブウ(Buu)を使って、扇ぎます。リスは、この世界を現している、といわれています。
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 小さいとはいえ、チャンガー・ムネッ(Cangah Menek 登り枝)、チャンガー・トゥウン(Cangah Tuun くだり枝)、サプサプ(Sapu-sapu 箒)、スギワラス(Segi waras 富と健康)、パドマ(Padma 蓮)が一つづつと、サピ(Sapi 牛)一対、という7種類のパーツから出来ています。
 ちなみに、サピ(牛)が一対なのは、田んぼで働く牛は一対だから、ということでした。

 お供えものの中には、バリ島の生活が凝縮されているように感じます。一つ一つに意味があることを知る時、私たちの身の回りの物、全てに意味があることに気がつくような気がします。

お供えもの作り体験に「ミニ体験」が出来ました。お気軽に試してみてくださいね。
* ミニ体験 お供えもの作り
   (詳細は上記3.本格お供え物作り 寺院礼拝体験の記事、下部をご参照ください)

田舎暮らし 体験プログラム
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by songket_bali | 2010-08-20 20:07 | バリ島 お祭り | Trackback | Comments(0)

パパイヤ大豊作

 朝起きて、ふと同じ敷地内向かい側の、主人のおじさんの部屋の方を見ると、部屋の前に、大きなパパイヤがたくさん積まれていました。
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 まだ熟していない青い実です。伯父さんのアビアン(里庭)に生えていた、パパイヤの木の背が高くなりすぎて、倒れてしまったのだそうです。

 パパイヤは不思議な木です。芽が出た、と思っていると、いつの間にか、あっという間に大きくなっています。人間の大人と同じくらいの背になると、小さな実をつけ始めますが、成長は止まりません。ドンドン大きくなって、ドンドン大きな実をたくさんつけるようになります。
 実は30~50センチくらいの長さになり、かなり重いです。ただでさえ、大きな葉っぱは、木の天辺に集まるように生えているうえ、こうやって、重い実が、木の上の方にたくさん実るようになると、中身がすかすかのパパイヤの木は、自分の実の重さに耐えることが出来なくなり、風が吹いたり、強い雨が降った後などに、折れて倒れてしまうのです。

 この付近に生えているパパイヤを、地元の人はグダン・バリ(Gedang Bali)と呼んでいます。バリ語で、グダンがパパイヤのことですので、「バリのパパイヤ」と、そのままですね。
 我が家の人たちを見ていると、わざわざパパイヤの種を植える、ということはほとんどありません。熟したパパイヤの実を食べたあと、残った皮と種をアビアンに捨てておくと、いつの間にかパパイヤの木が育っている、ということが多いです。
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 こちらは我が家に生えているグダン・バリ。いつの間にか、背の高さが3mを超えて、実もたくさんなっています。グダン・バリは、葉の切れ込みが細かく、熟した果実は、黄みががった明るいオレンジ色をしています。
 写真の実はまだ若く、青いですが、このくらいのになると、サユール(Sayur 野菜)として、調理して食べることが出来ます。もう少し熟すと、ルジャック(Rujak 唐辛子調味料であえたフルーツサラダ)に使うと美味しいです。実の外側が黄色く色づいてきたら、頃合を見計らって収穫し、果物として食べます。

 もし倒れなかったら、いったいどのくらいまで大きくなるのかな、と、ドリアンの木のように聳え立ったパパイヤを想像しながら、伯父さんのパパイヤをひとつ、今日のおかず用に売ってもらいました。
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 やや小さめパパイヤですが、それでも30センチ以上長さがあります。表面についている白いロウのようなものは、消化酵素のパパインです。あくが強いので、皮膚の弱い部分につくと、ぴりぴりするかも知れません。お肌の弱い人は気をつけましょう。
 
 バリ島の田舎料理では、ウヤー(Uyah 塩)、スラー(Sereh トラシ)、タビヨ(Tabiya 唐辛子)が基本の調味料です。加えて、にんにく、シャロット、しょうが、ウコンなどでさらに味を深くします。我が家の人々は、豚の骨付き肉と煮込んで、こってりした辛いスープにするのが好みですが、今日はブンブ(Bumbu 調味料)控えめで鶏肉とあっさりスープにしました。
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 青いパパイヤの皮を剥いたりするときは、少し水を張った桶の中で作業してしまいます。ものすごくぬめりますので、切ったり剥いたりするそばから、ドンドン洗ってしまいます。そして作業が終わった後は、その水で手をひじの辺りまでゴシゴシ洗って、すすいでおくと、パパインのおかげで、手のお肌がつるつるすべすべになっています。
 毎日青いパパイヤを料理したら、色白の美しい手になれるかも知れませんね!


我が家で食べる 田舎料理体験
4.バビグリン&ラワール、サテ作り 伝統料理とムギブン体験の記事、下部をご参照ください

田舎の食べもの
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植物いろいろ
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by songket_bali | 2010-08-18 21:57 | バリ島 動物・植物・生き物 | Trackback | Comments(0)

サドゥス・セメント・タイル Sadus Cement Tile

 シドゥメン村のリハットサワ・ホームステイのある道を、ずっと川に向かって下っていきます。

橋の手前、ティルタサリ・ホテル入り口の手前20mくらいの左側に、サドゥス・セメント・タイル(Sadus Cement Tile)の工房があります。

 セメントタイルというのは、コロニアル時代にオランダから伝わった技術で、セメントを使って作るタイルのこと。カランガサッム王宮をはじめ、少々古い建物で、昔のままのデザイン、年月を経てさらに味わいを増したセメントタイルの床を見ることが出来ます。
 ややくすんだ感じの趣のある表面、いくつかのタイルを組み合わせて作る幾何学的な模様や、連続模様など、独特の雰囲気があり、懐古調の建物はもちろん、現代風の建物にも、床や壁材として、デザインのポイントとして多様に使われています。

 バリ島では、ただ1軒、というセメントタイル工房のオーナー夫妻は、うちの主人の親戚にあたります。ご主人がバリ人のワヤンさん、奥様はオランダ人のバーバラさんで、十数年前に結婚、オランダに数年すんだ後、バリ島へ帰ってきました。サドゥス・タイルの名前は、長男のサドゥ(Sadu)君の名前からとられています。ちなみに、サドゥ(Sadhu)というのは、インドの厳しい修行僧のこと。

 ただ今我が家では、おもちゃのような小さなバレ(Bale)を作っていますが、シドゥメン村で作られたセメントタイルを、土台の床に張ってみようかな、と思ったのでした。早速、工房へ。
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 こちらご自宅件、工房。目立ちますので、というか、周りに何もありませんので、シドゥメン村へいらしたことのある方は、多分覚えていらっしゃるのではないでしょうか。
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 看板代わりに壁にはめ込まれたセメントタイルです。この工房の特徴は、何しろ色や柄が豊富なところ。バーバラさんは、油彩やアクリル画なども描きますので、こういったタイルのデザインのアイデアは尽きないようです。
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 こちらがご夫婦と工房内の壁に貼られた、見本のタイル。素敵ですね!
 さて、今回バレの床のポイントに、素材の見本となりそうなものを購入したい、というお話で伺ったのですが、なんと、ご夫妻から「数が揃わないものなのですが、見本にもなるし、宣伝にもなるでしょ♪」ということで、タイルを頂くことになってしまいました。
 バーバラさんが一番好きな色、ちょっと数が足りないけどうまく使ってね、と選んでくれたのは、淡いブルーグリーンのタイルでした。ありがとうございます♪

 眺めのいいバンガローでお馴染みの、クブタニのロビン棟のキッチンカウンターのアクセントに、グリーンのセメントタイルが使われているのを目にしてから、いつか私も何かに使ってみたいなあ、とずっと思っていました。
 さてさて、どんな風になるでしょうか、とても楽しみです。バレ土台の床のタイルの様子は、後日またお知らせさせていただきます。

 工房は見学可能です。シドゥメン村の散策コースに、ぜひ組み入れてみて下さいね。オーナー夫妻やスタッフは、英語とインドネシア語を話しますが、たくさんあるタイルを見ているだけでも楽しくなります。

サドゥス・セメント・タイルのホームページ(英語)
Sadus Cement Tile
連絡先や、タイルの使用例を見ることが出来ます。
タイルに関するお問い合わせは直接サドゥスタイルさんへお願いいたします。

シドゥメン村のお散歩情報に
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眺めのいいバンガロー クブタニとは
ポンドック・ウィサタ クブ・タニ Pndok Wisata KUBU TANI その1
ポンドック・ウィサタ クブ・タニ Pndok Wisata KUBU TANI その2
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最後までご一緒頂きありがとうございました。
明日も良い1日になりますように。

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by songket_bali | 2010-08-17 14:10 | シドゥメン村 見所・遊び・お店 | Trackback | Comments(2)

クサンバのクリス (Keris Kusamba)

 2週間ほど前のことになりますか、ちょうどゴアラワやクサンバ方面へ出かけた帰り道、ふと思い出してクリス(Keris)作りの工房へ立ち寄りました。
 クリスとは剣のこと、インドネシアの他の地域にも、同じようなクリスを見つけることが出来ます。バリ島には、刃の部分が波型になっていたり、真直ぐのものもありますが、長さや形によって、刃に浮き出た模様によって、名前やどのような力があるのか、などが決まっているようです。
 クリスは精霊の宿る神聖なもの、目に見えない力が宿り持ち主に影響を与えるものですから、家にクリスがあるお宅では、必ずきちんと祭られているはずで、バリ島のカレンダーでトゥンプック・ランダップ(Tumpek Landap)の日には、祭事が行われます。

 主人の家にも、曾おじいちゃんが残してくれたという古びたクリスがあり、一応お祭りしてあります。以前に見せてもらったのですが、全く手入れをしていなくて錆だらけ。これではさぞかしご先祖様が悲しいことでしょう。。。
 私の祖父の家にも、代々伝わってきたという短い刀がありました。家で人が亡くなった時には、遺体の上に、刀を置くしきたりになっていましたが、一応の手入れはされていたように記憶しています。農業に使う、鍬、鎌、鋤のような道具もそうですし、鉈や小刀、台所の刃物や大工道具など、祖父も父もよく磨いでいました。バリ島で一般の主婦が台所で使うナイフは、鉄の再生利用品のようなぺらぺらの小さいものですが、なまくれ主婦の私でさえ、使った後は、バトゥ・バセ(Batu Base 調味料をすりつぶすときに使う平べったい石うす)のふちで刃をなでておきます。

 「それを、こんなになるまで放っておくなんて、いくらなんでもかわいそうだ。。。」と、クドクドと文句をいう私。「そんなたいした物じゃないから」という主人。
 「たいしたものじゃなくても、道具ってのは手入れをするのがあたり前。ましてや曾おじいさんが孫子のために残してくれたものを、たいした物じゃない、というのはいかがなものか!」と、つい熱が入ってしまい、では、クリスを研いでくれる人を見つけよう、ということになって、その場は一段落したのでした。

 クルンクンのクサンバ(Kusamba)地区は、塩田方式で作る天然塩も有名ですが、バリ島の人々の間では、クリス工房も有名です。バリ島では、クリスをきちんと作れる工房は、このクサンバとタバナンにあるだけ、ということで、バリ島産のクリスは価格もそれなりのものです。
 展示会やクリスを扱うお店で手に入るのは、たいていがジャワ島などで作られたものだそうで、価格も様々です。
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 夕方ちょっと遅めの時間でしたので、作業は終わっていました。先祖代々パンデ(Pande 鍛冶師で特別の階級が与えられています)であるお宅の跡継ぎ息子であるングラーさんが、オーストラリアのお客様からの注文で、翌日納品する予定というクリスを見せてくれました。
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 「いつも作ったらすぐ納品してしまうので、今日はちょうど良かったです。どうぞ見てみてください。パモール(Pamor)がいいでしょう。」というングラーさんは、数年前、豪華客船でのお仕事を終えて、この仕事を継ぐために、工房のご主人であるお父さんについて、一から修行をしたのだそうです。
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 これがパモールと呼ばれる、刃に浮かんだ模様です。鉄やその他の鉱物を混ぜ、繰り返して鍛え、形を作った後、磨くとこういった模様が浮かび上がるそうで、腕のいい職人さんになると、鍛えながらどのようなパモールになるか、わかるそうです。
 「クリス自体やパモールの形によって宿るパワーも変ってくる、と聞きましたが、それぞれ作り分けることは出来るのですか?」と聞いてみると、「出来ますよ。例えば、家を守るためのクリス、カリスマを身につけるクリスなど、作り分けます。そういう注文が多いですよ。」とのことです。
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 工房のご主人、パンデ・クトゥット・ムドラ(Pande ketut Mudra)さんが帰ってきて、続けてお話を聞かせてくれました。クリス哲学とも呼べるお話に、ついつい聞き入ってしまいます。やはりバリ人は、バリ島のクリスを持って欲しい、という熱のこもった意見には、私も同感です。バリ人には、バリ島で織られたソンケットを身につけて欲しいですし、以前伺ったカランガッサムの染織工房のご主人とも、私が死んだ時には、バリ産の綿を紡いで織ったカサ(Kasa 遺体を包む白い布)を絶対使います、って約束してます。
 もちろん、それまでに、バリ島の人々が、身の回りの工芸品を大切に思えるよう、使いたくなるよう、少しずつでも努力していくつもりです。

 ということで、タクス(taksu 神様から授かるカリスマのような力)いっぱいのご主人に見送られ、いよいよクリスを磨がなくては、という思いを強くして工房を後にしたのでした。

 写真中、ご主人の後ろの壁にかかっている長いクリスは、クルンクン王朝時代のものだとか。数年前には、日本からのテレビ取材もうけ、週末にはアメリカからのテレビ取材の予定がある、ということでした。
 クリスはバリ人の魂、ますます世界から注目を浴びるようになるといいですね。

Pengrajin Keris Berpamor BUDI LUHUR
Br.Pande Kusamba Klungkung

クルンクン、カランガッサム地方に関する記事の一覧です。
クサンバにいってみよう
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by songket_bali | 2010-08-16 01:42 | クルンクン・カランガッサム | Trackback | Comments(4)

はたおりもちゃんとやってます!

 「おねえさん、機織はどうした?」と、日本の家族に聞かれました。このブログには、欲張りにも、色々なことを書いてしまっていますが、しばらく布の話題が出てこないので「さて、ちゃんとソンケットを作っているのか?ご注文を受けたと聞いたが、しっかり作っているのか?」と、姉の私より数百倍しっかり者の妹は、思ったのだそうです。
 妹よ、心配してくれてありがとう。昔、小学生の頃、ランドセルを背負うのを忘れて登校した妹と、徒歩30分以上もかかる小学校の校門を入った瞬間に、妹の背中が空っぽなのに気づき、慌てて先生にお願いして、母に連絡してもらった姉、という私たち。お互いが母となった今、彼女の方がずいぶん気が利いて、しっかりしているように見えますが、未だにお財布を車の屋根に乗せたまま、出発してしまったり、妹の落とした携帯電話を拾ってくださった方が、国際電話で私あてに電話をしてくださったり、と、あまり変っていないのはお互い様だぞ、きっと。

 年頃の女同士の姉妹というのは、何となくお互いが気になるもの。どちらかというと、仲が悪くは無い私たちでしたが、やはり気性の違いから喧嘩になることもしばしばでした。小学生から、一つの子供部屋を一緒に使わせてもらうようになりましたが、やはり、「私の日記見たでしょ!」「見るもんか!」なんて、たわいのないことで言い争ったりしましたね。
 そんな姉と妹を見た母は、「お互い別の人格!性格が違うんだから、理解し合いなさい!」と、私たちの部屋の鴨居に堂々とした毛筆で「ゴーイング マイウェイ」と書いた大きな紙を貼ってくれました。。。

 当時は友達が遊びに来る度に、「どういう意味?」なんて聞かれて、とても恥ずかしかったのですが、「大人になるまではがしちゃダメ!」という母の意を汲んで、ずっと貼っておきました。
 今は、あの母の素晴らしさ、妹のありがたさが身にしみますね。

 ということで、わが道を行ったまま、バリ島まで来てしまった姉は、ほら、ちゃんと機織もしてますよ~。お行儀悪く、足が広がってますけど、この方が力が入るんですよ。
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 昨日は、フランス人のお客様が、タボラ地区で織られた出来立てほやほやのソンケットを買ってくださいました。記念に写真を、ということで、撮ったり撮られたりしてます。
 注文の品物も進めていますので、大丈夫です♪
 新しいソンケットも、アイロンをかけて写真を撮って、ブログの記事にしますので、もうしばらくお待ち頂けますように。

はたおりに関するいろいろ
「ソンケット 織る・着る・使う」のカテゴリー 目次のページ
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by songket_bali | 2010-08-15 17:30 | ソンケット他 織・着・使・作 | Trackback | Comments(0)

マレーシアの人気アニメ ウピン&イピン(Upin&Ipin)

 マレーシアのアニメ「ウピン&イピン」の放映が始まって、どのくらいになるのかは、わからないのですが、とにかく、田舎の我が家では、ウピン&イピン語が飛び交っています。

 マレーシアの田舎町カンプン・ドゥリアン・ルントゥー(Kampung Durian Runtuh)の幼稚園に通う5歳の双子の男の子、ウピンとイピン。両親はなく、優しいウダ(Uda)おばあちゃん(Opah オパ)と、しっかりモノで時々怖いお姉さんカ・ロス(Kak Ros ローズお姉さんという意味)と暮らしています。ウピン(Upin)がお兄さんで、イピン(Ipin)が弟、当たり前ですが良く似ています。ナミちゃんによると「頭に毛があるのがウピン、髪の毛が無いのがイピンだよ」と、いうことです。

 続けてナミちゃんに登場人物を教えてもらいましょう。
 「メガネをかけてるのがエサン(Ehsan)で、アイヤーって中国語みたいのを時々話すよ。エサンは、コックさんになりたいんだよ。マイル(Mail)は、市場でお母さんとアヤムゴレンを売ってて、インドネシアから引っ越してきたスサンティ(Susanti)って女の子がアヤムゴレンを2つ買うんだよ。色が黒くて背が高いのがラジュ(Rajuh)で、牛の世話をしてるよ。それから、トッ・ダラン(Tok Dalang)は、ランブータンの木を持ってて、レンボー(Rembo)っていうニワトリを飼ってるよ。ウピンとイピンの猫の名前は、アピン(Apin)だよ~」
 ありがとうございました。。。

 ウピンとイピンとお友達や村の人々が繰り広げる、ごくごく普通の毎日なのですが、子供たちが日ごろ密かに心に思っているであろう事柄、いかにも現実で起こりそうな事柄などが、お話の中で繰り広げられるのですから、やはり面白いのです。
 
 特徴的なイピンの「ブトゥル、ブトゥル、ブトゥル!(Betul betul betel)」と、「本当」という意味のブトゥルを3回繰り返す口癖も、あっという間に子供たちの間に広まっただけでなく、我が家で聞こえてくる子供たちの話す言葉全体が、マレーシア語化しています。ナミちゃんとお友達は、簡単な、イスラム教式の挨拶も覚えているようです。

 先日のこと、部屋で書き物をしていると、主人の母が、浴室で洗濯をしているナミちゃんに声をかけました。
主人の母「ナピ ガ~エ?(Napi Ngae?)」 何してる~の?
ナミちゃん「ヌンバ~ ラ~」(Ngumbah Lah!) 洗濯だよ~。
 話しているのはバリ語の普通語なのですが、イントネーションが二人ともマレーシア式になっています。「お、お、おばあちゃんまで、、、、。」私は、その後の仕事が手につかないくらい笑ってしまったのですが、文字だとわからないですよね。。。

 この時期バリ島を訪れる方、イピンの口癖「ブトゥル、ブトゥル、ブトゥル!」の練習をしておくと、バリ島の子供だけでなく、大人にも受けるかも知れません。
 でもうちの主人のように、調子に乗って「ブトゥル、ブトゥル、ブトゥル、ブトゥル、ブトゥル」とやってしまうと、子供たちに「クバニャカ~ン(Kebanyakan 多すぎるよ~)」と、言われてしまいますのでご注意を。

wiki/ウピンとイピン
wiki/ウピンとイピン 英語版
こちらも人気のアニメです。
リトル・クリシュナ
ご参考にどうぞ。
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by songket_bali | 2010-08-14 15:52 | バリ島 子供 遊び テレビ | Trackback | Comments(2)

ものすごく不味い! ロロー・ワルー(Loloh Waru)

 お腹がゴロゴロするなあ、辛いもの食べ過ぎたかなあ、と主人に話したら、こんなロロー(loloh)を作ってくれました。
 ロローというのは、バリ語で、薬草のジュースといったらよいでしょうか。

 インドネシアでは、根茎類やハーブなどをブレンドして飲む、ジャムー(Jamu)が伝統治療薬として有名で、今後は正規の医薬品として利用できるよう、効能の検証が進められているそうです。インドネシアでは、極端な森林破壊も問題になっていますが、画期的な治療薬が、未開のジャングルから発見されることもあるのですから、ジャムーや自然由来の新薬の研究が進めば、いずれ森や自然を守ることにつながっていくかも知れません。

 私も、まずは身近な自然にお世話になりましょう。ということで、家の裏に生えている、ワルー(Waru)の木から、若い葉っぱを頂きます。
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 こちらはワルーの木。学名はHibiscus tiliaceus L.、英語名は、Tree hibiscusというようです。成長すると、5~15mもの木になります。葉っぱには、サポニン、フラボノイド、ポリフェロールが含まれていて、若い葉は、食用にもなるそうです。
 咳、痰、熱、扁桃腺の炎症などには、葉っぱを煎じたものを、腸炎、下痢、吐血には、ロローにしたものを飲みます。おできには、すりつぶした葉を貼り付けます。すりつぶした葉を頭に塗ると、脱毛防止、育毛促進になるそうです。結核やシンコン(キャッサバ)を食べ過ぎた時の毒消しにも使われるそうです。

 では、ロローを作ってみましょう。先ほど木から摘んできた葉っぱ、7枚くらいを、洗って汚れを取り除きます。
a0120328_168328.jpg

 コップ1杯分くらいの飲料水、アクアなどを入れ、水の中で葉を強く揉みます。繰り返しているうちに、なめこやジュンサイ、もずくのような、ぬるぬるとした液体になります。
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 飲むゼリーのように、どろっとしてきたら、茶漉しや清潔な布巾などで漉して、ぐいっと一気に飲みます。ここで、お好みによって、椰子砂糖を少し入れてもいいそうです。
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 この味は表現できません。良薬は口に苦し。。。

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by songket_bali | 2010-08-13 16:03 | バリ島 医療・治療・美容 | Trackback | Comments(2)

独立記念日が近づくと ロンバ・グラッ・ジャラン(Lomba Gerak jalan)

 今年も、8月17日、インドネシア独立記念日が近づいてきました。
 月曜の朝のことですが、シドゥメン村の小学校のロンバ・グラッ・ジャランが、ママッド広場前で行われましたので、私も少し見学して参りました。
 
 ロンバ・グラッ・ジャラン(lomba gerak jalan)というのは、団体行進を競うものです。インドネシア語で、ロンバ(lomba)は競う、競争、ということ、グラッ(Gerak)は動き、動く、ジャラン(Jalan)は、道、歩く、というような意味です。新学年が始まる頃になると、あちらこちらの学校の生徒たちが、道路で行進の練習をする様子が見られます。
 小学校から高校生まで、男女別のグループを作って、行進は行われます。練習中は、中高生ぐらいになると、先生の目を盗んで、友達とおしゃべりしながら歩いたり、恥ずかしさ隠しにふざけながら歩いたりしていますが、小学生の行進は、なかなか素直で微笑ましいです。
 
 ママッド広場前に行ってみると、すでに行進は始まっていました。こちらは、ナミちゃんが通っているシドゥメン村第4小学校(Sekolah Dasar 4 Sidemen)のグループです。
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 行列の一番前、右横にいるのが隊長さんのデ・ブディ(De Budi)君、5年生。我が家のご近所タボラ地区出身です。すでに隊長の貫禄があります。
 キリ(Kiri 左)、カナン(Kanan 右)、という号令をかけながら行進。号令のかけ方、元気のよさ、列に乱れはないか、足並みが揃っているか、などが採点ポイントです。大きな街の大会では、凝った衣装や掛け声なども競われますが、シドゥメン村はシンプルです。シンプルなだけに、子供たちの生き生きとした様子が見所です。

 行列を作っているのは、5年生と6年生の有志。ナミちゃんは4年生なので、練習は行いますが、この行進競争には参加せず、その辺でお友達たちと見学しているはずです。
a0120328_20273818.jpg

 おっと、ナミちゃんを見つけました(写真中央後ろ向きの子供)。と、思ったら、リハット・サワ・ホームステイのニョマン・カリ(写真左はしの男性)さんも、いらしてました。彼は中学校の英語の先生ですから、やはりこういった行事にも出席するのですね。

 こんなところでなんですが、ご挨拶ついでなので、クブタニの新しいお部屋に、早くウォーターサーバー入れといてくださいね、って重ねてお願いしておきます。「ああ、そうそうそうそう。あれ、まだだっけ?」というカリ氏。「まだでしたねえ。」

シドゥメン村に泊まってみよう。
シドゥメン村に泊まる ヴィラ、バンガロー、ホームステイのご案内
ママッド広場前には、ナシチャンプルが食べられるワルンがあります。
ナシチャンプル マメッ広場前
ママッド広場、ニュピの前日にはオゴオゴが集まります。
オゴオゴが出発

インドネシア独立記念日前夜
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by songket_bali | 2010-08-12 20:24 | バリ島 子供 遊び テレビ | Trackback | Comments(2)

海の見えるサテ・イカンのお店 レセハン・スンダラム(Lesehan Sundaram)

 以前に撮った写真ですが、もう一つサテイカンのお店をご紹介させていただきます。
a0120328_23195868.jpg

 こちらはゴアラワのすぐ近くです。ゴアラワのお寺正面から、海を見た場合、左手向こう側にあるお店です。クルンクンからパダンバイ方面に向かって進んでいる場合は、ゴアラワ寺院を左に過ぎてすぐの右側、ビーチ側にあります。

 レセハン(Lesehan)というのは、私の使っている辞書には、載っていません。インドネシアは広いので、どこか他の地方から、やってきた単語でしょうか。とはいえ、近頃ワルン・レセハンは、バリ島中で見かけることが出来ます。大抵は、サテ・イカンなどを食べることが出来るお店で、お座敷席があります。お座敷席のあるワルンを、「レセハン」と呼んでしまっても、皆、理解してくれます。
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 ゴアラワでサテイカン、というと私や主人は、大抵ここに立ち寄ってしまいます。外出の帰り、遅くなってしまうことが多いのですが、通り沿いなので、お食事にしても、お持ち帰りにしても、簡単に気軽に立ち寄れること、が第一の理由。第二に、味があまり辛くないこと。ナミちゃんや子供たちに、お土産にする時は、やはり辛すぎると喜んで食べてもらえないのです。主人は、何しろ海が見えれば良い、ということでした。
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 お食事のメニューは、他のサテイカンのお店と、同じです。サテは、何もつけないとほんのり甘口、ココナツと椰子砂糖の風味が感じられます。サンバルマターはトラシ(エビの発酵ペースト)入りで、サテと一緒に食べてちょうど良い辛さです。
 魚のバクソ(つみれ)入りスープは、どこのお店でも、たいてい、午前中はちょうど良い塩加減ですが、夕方になると煮詰まって味が濃くなってきます。ここのお店は、午後遅い時間でも、なんとか大丈夫です。塩分より、生姜やウコンなどのスパイス味が効いている感じです。

 こういったワルンの問題点は、トイレとハエ。ハエは季節により、天候により、多かったり少なかったりすることがあります。もちろん、周辺の衛生管理も重要ですが、雨が降る前などは、必ずたくさん集まってきます。
 あと、トイレについてもですが、ちょっとやそっとでは驚かない私も、よほどのことがない限り、他で用を足そうと思います。はやく新しいトイレが出来ないかなあ、出来たらもっとお勧めできるんだけどなあ、と思っています。

 とはいえ、私はここのサテイカンもスープも気に入っていますので、これからも食べに行くでしょう。行く度に、いえ、3回に一度くらいは、お店のご主人に「トイレ新しく作ってください~」と、お願いし続けると思います♪

勇気を出して「レセハン・スンダラム」にも行ってみよう
シドゥメン村より出発 トランスポート、車のチャーター
クルンクン、カランガッサム地方に関する記事の一覧です。
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by songket_bali | 2010-08-11 23:14 | クルンクン・カランガッサム | Trackback | Comments(2)


バリ島東部カランガッサム県シドゥメン村タボラ地区、伝統工芸のソンケットとイカットを製作しています。


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